「あやかしトライアングル」は矢吹健太朗による漫画作品。
2020年6月より週刊少年ジャンプで連載を開始した。
37話、雪娘を誘き出すためすずの家に向かった祭里たちだが…
『ToLOVEる』矢吹健太朗最新作!
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...? 妖の禁術で女の子になってしまった祭里。幼馴染のすずを妖から守れ!
(あらすじ:「あやかしトライアングル」(矢吹健太朗)より)
前回はこちら。
花奏家での攻防
妖の王の座を狙う神出鬼没の雪娘・スネグーラチカの手からすずを守るため、彼女の側に張り込むことにした祭里。
隠れ蓑で姿を消し、ラチカが油断して現れたところを捕らえようという作戦である。
すずが普段どおりの生活をすることで、祭里が近くにいることを悟らせないように。
ということは、すずの自宅でのあれこれが見られるかも?、ということなのだ。
花奏家と言えば、母親がどのくらい祭里のことを認識しているのか気になっている。
なのでこの二人の絡みも見てみたい。
ただ今回はせっかくの機会ながら隠密行動なので期待薄かな。
思惑どおり、彼らの作戦はラチカをその気にさせたようだ。
近くに護衛の付いていないすずが、さらに一人になるタイミングを見計らって現れた。
即ち、お風呂タイムである。
対象の無警戒ぶりに舐められていると憤ったラチカだったけれど、護衛の入り込む余地のない入浴中を狙うあたりは冷静だったかもしれない。
いや雪娘という点を考えれば、浴室への侵入は向こうもリスクが高いはずなのだが、そこは神出鬼没の彼女の特性の為せる業だろうか。
不意をついて後ろをとるところまでは完璧だった、はず。
祭里が側に控えていなければね。
今は女同士とは言え、一緒に入ってるとはやるな祭里。
これはさすがのラチカも想定外なのは仕方ないか。
そしてシロガネ、お前もか。
ラチカことスネグーラチカの友達・ウーちゃんの正体に関して、雪男のような妖を予想していたが、どうやら違うようだ。
むしろ全く関連性がない気がするのだけれど、何繋がりなんだろうか。
次回で本格的に登場するはずなのでその辺のエピソードが描かれるかな。
妖の王を狙う理由とその夢が明らかになる?