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2019年2月に読んだおすすめ漫画まとめ

2019年2月に読んだおすすめ漫画まとめ

2019年2月に読んだ中で、おすすめの漫画をいくつか紹介する。

今月の注目作は、最終回を迎えた「甘々と稲妻」と1巻が発売された「赫のグリモア」。

 

前回はこちら。

「サマータイムレンダ」5巻(田中靖規)

人口数百人の島で起こる怪現象「影の病」。

姿と記憶をコピーした何者かが住人と入れ替わっていくSFサスペンス。

幼なじみの死をきっかけに帰省した慎平は、島の壊滅までの数日間を繰り返しながらその謎に迫っていく。

5巻は、窓(そう)や潮(うしお)と一緒に閉鎖された菱形医院の旧病棟へ忍びこむ。

14年前の事件でも今回の事故でも死因の隠蔽が行われていて、院長が何かを知っている可能性が高い。

「サマータイムレンダ」(田中靖規)5巻より、旧病棟に忍び込む慎平たち
(「サマータイムレンダ」5巻より)

彼らはここで、重要な秘密を知るのかもしれない。

だとすれば危険度は高いはずで…

「甘々と稲妻」12巻(雨隠ギド)

高校教師の犬塚公平と娘のつむぎが、花見の公園で出会った少女・飯田小鳥と始めたごはん会から月日が流れ、それぞれの道を歩み始める。

今回はついに最終巻。

料理屋「恵」のリフォームや小鳥の進学で機会は少なくなったけれど、節目ごとにごはん会は開かれていくようで…

一度、本編最終回を迎えた後に番外編としてその後の彼らの様子も描いている。

「甘々と稲妻」(雨隠ギド)12巻より、未来のごはん会
(「甘々と稲妻」12巻より)

以前、「つむぎが中学生や高校生になって成長していくところも見ていたかった」と書いたが、ちゃんと見ることができるし、さらにその後まである。

つむぎも小鳥より背が伸びたかもね。

もう続きが読めなくなるのは寂しいけど、期待以上の終わり方だった。

「赫のグリモア」1巻(A-10)

亡くなった曾祖母から受け継いだ屋敷の地下に繋がれていた少女あかずきんと出会った若葉は、かつて曾祖母が魔女だったと聞かされる。

魔導書(グリモア)と契約し、人類史を存続させる役目を負った「書の魔導士」と呼ばれる存在。

その血を引く若葉に、自分を自由にするよう要求するのだった。

事態をうまく飲み込めないまま、しかし確実に魔導士たちの戦いに関わることになっていく。

「赫のグリモア」(A-10)1巻より、若葉とあかずきんの追いかけっこ
(「赫のグリモア」1巻より) 

悪い顔の似合うあかずきんだが、若葉とバディになっていく様子がいい。

 

「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」1巻(ゆずチリ)

小学4年生の相川姫乃は恋をしている。

隣の席の堂本逢司くんに、それとなくアピールをしてみるものの、なかなか気付いてもらえない。

その一番の理由は、彼には恋愛がまだよく分かっていないためである。

「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」(ゆずチリ)1巻より、そんなに私を攻略したいんだー
(「姫乃ちゃんに恋はまだ早い」1巻より)

ツンデレ気質の姫乃ちゃんのことは、むしろ怖い女子だと思っていたりする。

完全に片思いなのだけど、相手を振り向かせようと頑張っている姿は健気であるし、少しずつ仲良くなっていく様子は微笑ましい。 

数年後には恋人同士になっているんじゃないかと思われるが、今の関係もいい思い出になるんだろうね。

その頃には気の利く男の子になっているのだろうか。

「くノ一ツバキの胸の内」2巻(山本崇一朗)

忍の里の学園に通うくノ一たちの日常を描くコメディ作品。

女子クラスのあかね組の生徒たちは、男と呼ばれる生き物を見たことがない。

先生たちに恐ろしい存在であると教えられてきたからであるが、かえって想像は膨らんでいくもので…

2巻では、男も住む里から転入生がやって来た。

極度の人見知りで、お面を常に手放さないこともあり、実は男なのではないかと噂になってしまう。

「くノ一ツバキの胸の内」(山本崇一朗)2巻より、リンドウが女の子である証拠
(「くノ一ツバキの胸の内」2巻より)

戌班のリーダー・ツバキが世話役を任されることになるが、みんなの誤解を解くことができるのか。

顔さえ見せれば一目瞭然なのだけど…

「あつもりくんのお嫁さん(←予定)」2巻(タアモ)

自ら望む未来のために一人上京してきた錦と、オレ様ツンデレキャラの敦盛によるラブコメディ。

2巻は、敦盛の母の嫁探しを止めさせるために協力することになった。

食事会が終わるまで、彼女(仮)としての立場である。

「あつもりくんのお嫁さん(←予定)」(タアモ)2巻より、彼女(仮)になった錦
(「あつもりくんのお嫁さん(←予定)」2巻より) 

仮とは言え、連絡も増えて喜ぶ錦だったが、相手のことを考えずに自分の気持を押し付けすぎていたのではないかとも考えてしまう。

その点は確かな成長が見られる部分だけれど、彼女の魅力はその積極性にあるので、 勢いは失わないでほしいよね。

なお、クラスで初めての友達もできた模様。

「五等分の花嫁」8巻(春場ねぎ)

学年一位の秀才が、家庭教師として教えることになった相手は、同級生の五つ子たち。

8巻は、三玖・一花に続き二乃が参戦。

「五等分の花嫁」(春場ねぎ)8巻より、二乃の告白
(「五等分の花嫁」8巻より) 

しかも、告白まで済ませるという点では二人より一歩リードしたとも言える。

このギャップは破壊力高いぞ。

試験の赤点回避はクリアしたものの、五つ子たちの父親との関係は険悪で立場は危ういものになりさらには関係解消の提案まで飛び出した。

フータローは彼女たちを高校卒業まで見届けることができるのか。 

 

1月からのアニメ化もあり、累計300万部を突破したとのこと。

「さよなら私のクラマー」8巻(新川直司)

高校女子サッカーを舞台に、弱小蕨青南高校で奮闘する選手たちを描く群像劇。

8巻は、インターリーグ準決勝の栄泉船橋戦も後半残りわずか。

深津監督の策は、恩田と曽志崎のポジションチェンジだった。

これにより、恩田・越前コンビと国府の対決が実現する。

恩田に期待されているのはもちろん守備ではないが、この光景を見ることができたのはうれしい。

「さよなら私のクラマー」(新川直司)8巻より、恩田・越前コンビの実現
(「さよなら私のクラマー」8巻より)

越前のデビュー戦でのフォローとともに、彼女自身のブレイクスルーのきっかけになるかもしれない。

「魔王城でおやすみ」10巻(熊之股鍵次)

魔王城に囚われた人間の姫が、快適な眠りを求め奮闘するファンタジーコメディ。

10巻は、旧魔王城の修復のために先代魔王を訪ねることになった。

先の戦いにおいて人間たちから魔界を守った英雄で、隠居した現在もなお魔王や幹部たちが恐れる存在である。

人質の姫が城内で好き勝手しているなんて知られるわけにはいかない。

そこで魔物として紹介することにしたのだが、それが誤解をまねくことに。

「魔王城でおやすみ」(熊之股鍵次)10巻より、姫を嫁と誤解した先代魔王
(「魔王城でおやすみ」10巻より) 

リフォームのお願いが、結婚の許可をもらいにいったみたいになってしまっていた。

要望を受け入れてもらうことはできるのか。

「ぼっち・ざ・ろっく!」1巻(はまじあき)

コミュ障で友達のいない高校生・後藤ひとりは、動画サイトに演奏動画を投稿しているギター少女。

中学時代からプライベートの多くの時間を練習に費やしてきたこともあり、今では知る人ぞ知る存在になっていた。

バンドを組んでみたい気持ちはあるものの、その性格が災いして音楽の話をできる相手もできないままなのである。

ある日、ライブで欠員の出たバンドのヘルプに誘われてしまい…

「ぼっち・ざ・ろっく!」(はまじあき)1巻より、イキってすみません
(「ぼっち・ざ・ろっく!」1巻より) 

人前で演奏するどころか、セッションすら初めてな彼女なので前途多難。

いやその前にコミュニケーションか。

ビビリのくせにすぐ調子に乗るぼっちちゃんがかわいいのである。

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